民宿経営者にでも転向したろかw

 

下心がないといえば、もちろん嘘になる。

かといって、神待ち女性を前にして極度の性的欲求に支配されて“さかっている”というわけでもない。

神待ちといっても、「神待ち少女」と呼ばれる、コンタクト開始と同時に国家権力に喧嘩を売ることにもなる年齢層、JCJKの女の子ではない。

出会うのは20代も半ばを過ぎているような成人女性がほとんど。

同棲中の彼氏と喧嘩して家を飛び出してしまった、というような「大人の神待ち」が自分の狙い目だ。

自分は不動産を探す達人というか、一人暮らしには広すぎたり部屋数が多すぎる部屋を格安で借りるテクニックに長けている。

終電をなくした友人などを数人泊める程度のスペースはつねに確保してあり、来客用の布団なども完備されている。

つまり、自分は「泊め男」、「神」としての適性があるということだ。

もとより、自分以外の誰かを自分の部屋に招き入れて宿泊させるのが趣味といったおもてなし精神が極度に強い人間でもある。

いっそ民宿経営者にでも転向したほうがいいのかもしれない。

そんな自分にとって「神待ち女性」というのは最高の存在であるといわざるをえない。

「他人の宿泊」に静かな性的な興奮を感じるというタイプの変態、アブノーマルであることは否定しない。

神待ち女性に宿泊のための部屋をあてがい、自分は自室に戻って息を潜める。

自分ではない誰かが私の家で同じ夜を生きている、その微かな息づかいを壁越しに感じるとき、私のパンツは隆起し、カウパーでビショビショになってしまう。

神待ちしている女性を宿泊させてあえて手を出さない・・・

ということ以上にエロチックな夜はないのではないかとさえ思われるほどだ。